まずは基本情報——今年はシリーズ誕生25周年、初回は拡大SP
『相棒』は2025年10月15日(水)よる9時スタート、初回は拡大スペシャル「死して償え」としてオンエアされます。25周年を迎え、公式は“歴代最高に意表を突く初回”を予告。TVerで予告映像も配信中です。

『相棒season24』が10月スタート!「歴代最高に意表を突く初回」シリーズ誕生25周年、衝撃の幕開け
2000年に『土曜ワイド劇場』の一作として誕生して以来、濃密で骨太なミステリーを世に送り出し、“国民的ドラマ”としての地位を築き上げた『相棒』。放送回数は446話に到達。また、連続ドラマだけでなく、劇場版、スピンオフ、舞台、書籍と、その世界観の広が
25年の系譜——“右京×亀山”でこそ映える問い直し
右京の“理”と亀山の“情”が作る呼吸
杉下右京(水谷豊)は、情報過多の時代に証拠と論理で道筋を見せる存在です。一方、亀山薫(寺脇康文)は、被害者や市井の生活感に寄り添う体温のあるアプローチが持ち味です。シーズン24は、この“理と情の往復運動”を軸に、制度と個人、正義と責任の境界線を改めて描き直すと考えています。
25周年PRが示す“継承と更新”
公式の25周年特別PRには歴代相棒が総登場。懐古に留まらず、「変わらない核」と「変わり続ける社会」の二重露光が圧縮されています。長年のファンは系譜の再確認を、初見の視聴者も世界観の入門を、PR映像から一気につかめます。
初回拡大SP「死して償え」の見どころ(ネタバレなし)
- ゲストキャストの厚み:公式解禁の顔ぶれは“記念回”にふさわしい重厚ライン。21:00〜22:09の拡大で群像の絡みを丁寧に積み上げる構成です。
- テーマ感:タイトルが示すのは、贖罪・責任・正義の線引き。個の意思と制度の隙間に、特命係の推理が差し込まれるはずです。
- 演出の鍵:会話のテンポ、視線誘導、小道具に注目。特に“どこで誰が何を見たか”の配置が伏線になるのが相棒流です。
【視聴前の準備】直前にTVerの予告をチェックして、登場人物の立ち位置だけ把握しておくと理解が早いです。
いま振り返りたい“右京・亀山”の基礎体力(5分で予習)
- 右京の哲学:合理主義は冷淡さではなく、人間の尊厳を守るための筋を通す態度。
- 亀山の流儀:現場の手触りから核心へ踏み込む行動の速さとまっすぐさ。
- 特命係の位相:組織の論理に収まらないからこそ、構造的問題に届く。
- おすすめ復習:近年の制度・倫理を扱う回を1〜2本(配信はTELASAで網羅)。時間がなければ直近シーズンの中盤〜終盤の回を1本だけでも“相棒の現在地”が掴めます。
新規&出戻り視聴者向け——“迷子にならない見方”
- 人物相関は“役職→関係”の順で把握
例:警視庁→特命係→右京・亀山→周辺部署(捜一・捜二・組対・監察)。 - 事件の“入口”に注目
通報・第一発見・最初のアリバイ提示——ここに作品のテーマが埋まっています。 - 台詞の反復・対句
相棒は同じ言葉が別の意味で返ってくる作りが多いです。メモに残すと回収が快感。 - 1話完結×縦軸の“ゆるい連続性”
“今季の大きな問い”が数話ごとに顔を出します。初回→中盤→終盤の三点で見ると縦軸が見えます。
ファン向け“深読みポイント”
- 音/間(ま)の使い方:無音や環境音の置き方が心理の揺れに直結します。
- カメラの高さ:右京の理、亀山の情——視点の高さの違いが人物像を補強します。
- 小道具の反復:同じ小物が“意味の更新”とともに再登場する仕掛け。
- シリーズ内セルフリファレンス:台詞や構図の“自己引用”が25周年で増える公算。PRの“歴代総登場”はその予兆です。
放送スケジュールと関連情報のチェック先
- 初回放送:10/15(水)21:00〜(〜22:09) テレビ朝日系24局。タイトル「死して償え」。
- 追加ニュース:テレ朝POSTの番組ニュースと公式サイトが最速・最確実。TVerの予告も並行チェック。
- 関連特番:「豊さんと憲武ちゃん!旅する相棒」最新作(10/5放送)も告知あり。肩慣らしにどうぞ。
- 再放送・配信:直前の再放送編成やTELASAのカタログで“推し回”をピンポイント復習。
よくある質問(Q&A)
Q. 今から見ても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。1話完結×ゆるい縦軸なので初回から入っても迷いません。気になったら過去回をTVer/TELASAで補完すれば十分楽しめます。
Q. 初回のゲストは?
A. 公式ニュースで初回ゲストを解禁しています。“記念回”にふさわしい布陣です(ネタバレ防止のため本文では列挙しません)。
Q. どの媒体をフォローすれば最新が追えますか?
A. テレ朝POSTの『相棒』ニュースと公式サイト、TVerの番組ページの3点をブックマークすると確実です。
まとめ——“相棒らしさ”の現在地を見に行く
25周年を迎えた『相棒』は、原点回帰(右京×亀山の化学反応)と時代への更新(制度と個のあいだの問い)を同時に描くフェーズに入ったと考えています。初回拡大SPは、その方針を一目で体感できる入口になりそうです。