NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で活躍の上白石萌音さん。東宝シンデレラガールオーディションで審査員特別賞を受賞し、13歳で芸能界入りを果たしました。中学生から芸能活動を始め、学業と両立させてきた上白石さん、TBS『日曜日の初耳学』で林先生とのトークで大学受験時の勉強法を語りました。
上白石萌音|プロフィール
上白石 萌音(かみしらいし もね)
1998年1月27日生
上白石 萌歌(かみしらいし もか)は2歳年下の妹
鹿児島県いちき串木野市出身、鹿児島市で育つ
2006年~2008年 家族でメキシコで生活
2011年 第7回『東宝「シンデレラ」オーディション』に姉妹でエントリーし、妹・萌歌さんがグランプリ、萌音さんは審査員特別賞を受賞し、揃って東宝芸能へ所属することに。賞金は2011年3月11日発生した東日本大震災の被災者支援に寄付しました。
中学時代は週末に鹿児島から東京に通い仕事をし、高校は都内の普通科に進学し上京。妹も萌歌さんもそれに続きました。
2011年11月 NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』最終回でドラマデビュー
2012年 ミュージカル『王様と私』で初舞台
2012年 アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』で声優
2014年 映画『舞妓はレディ』で映画初主演
2014年12月 『みえない雲』で舞台初主演
2015年8月 ミュージカル『赤毛のアン』で主演
2016年 映画『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』主人公広瀬すずの友達役
2016年8月 劇場アニメ映画『君の名は。』で主人公の声を演じ、エンディング曲「なんでもないや」を歌う。
2017年1月 TBSドラマ『ホクサイと飯さえあれば』でドラマ初主演
2018年 映画『羊と鋼の森』で妹・萌歌と初共演
2020年 『恋はつづくよどこまでも』で「ザ・テレビジョンアカデミー賞」で主演女優賞を受賞
2020年 TBS『世界くらべてみたら』でレギュラーMCを務める
2020年 第45回エランドール賞新人賞を受賞
2021年 NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で主演(深津絵里、川栄李奈とのトリプル主演)
2021年7月3日に発生した静岡県熱海市を中心しとした大雨土砂災害の被災者へ向けた支援プロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングを行いました。
2021年12月31日 『第72回NHK紅白歌合戦』において初出場、「夜明けをくちずさめたら」を歌唱
才色兼備姉妹の秘密は家族にあり?上白石萌音の両親は?
上白石姉妹の父親は社会科の教師、母親は元音楽教師でピアノの先生だそうです。
お父さんがメキシコの日本人学校で教鞭をとることになり、2006年から2008年までの3年間、メキシコで生活をしていました。
日常生活に歌や踊りがあふれる国で、音楽やエンタテイメントに子供の頃から身近に接することができ、この3年間のメキシコ生活は上白石姉妹の人間形成に大きな影響を与えたとされています。
鹿児島へ帰国後、母親の勧めで鹿児島市内のミュージカルスクールに通い始めます。このスクールの先生に、『東宝「シンデレラ」オーディション』を進められエントリーしたのでした。
姉妹の萌音、萌歌は音楽が好きになってほしいとの願いを込めて名付けられ、母親のお腹にいる頃から音楽に囲まれた環境で育っています。言葉を覚えるのが早く、2歳になる前にはペラペラと話し、同時期に歌も歌い始めていたといいます。
林先生絶賛の勉強法とは?
上白石萌音さんは明治大学国際日本学部に進学されています。
受験期が2015年、2016年の頃ですが上記のプロフィールも見ていただいてお分かりの通り、映画2本、ミュージカル1本とセリフや歌、ダンスなどの稽古も必要な超多忙な時期でした。
勉強と仕事を両立し、見事、志望大学に合格されたその勉強法を林先生の初耳学で語られていました。
文系志望ですが世界史選択で一番弱かった科目だったとのことです。では、どのような方法で勉強し、合格を勝ち取ったのか?
それは
お風呂の中で1人で世界史の授業をしていました。ストーリー立てて、順を追って、頭の中で整理しながら、いない相手に向かって講義していました。
TBS:日曜日の初耳学(インタビュアー林修)
お風呂から聞こえてくる独り言に、リビングにいた妹から「変なカタカナをずっと言っている」と不審がられたそうです。
この勉強法に対して、林先生は
やり方として非常にいい。一番定着するのは人に教えること。授業するにあたって、ストーリーを組み立てているのは非常に理にかなった方法。
TBS:日曜日の初耳学(インタビュアー林修)
と絶賛していました。
さらに、大学受験時に奇跡が起こったと萌音さんは語ります。ちょうど、この頃、出演した映画『ちはやふる』で古典オタクの役を演じるにあたり、役作りの為に古典の本を読みまくっていたそうです。また、百人一首で文法を勉強できたといいます。
百人一首で受験の為の古典文法はほぼ網羅できたそうで、問題に文法が出てきたら、使われていた句を思い返し回答に繋がっていきました。
「受験の神様が味方してくれた感じがしました」と語りました。
古典オタクの役だからといって、古典を読みまくる役作りをする俳優さんがどれほどいらっしゃるでしょうか?こんな、萌音さんの真面目な取り組み方が、学業だけでなく、仕事にも功を奏しているのでしょうね。
お風呂で1人授業、筆者も勉強に取り入れてみたいと思います。
まとめ
萌音さんもそうですが、上白石姉妹は本当に才色兼備、学業と仕事を両立させている素晴らしい女優、歌手です。
役作りで古典を読みまくるなど、仕事にも手を抜かず、真摯に取り組んでいらっしゃる姿が本当にひたむきで好感がもてますね。
女性にも人気なのがよくわかります。
これからもご活躍を応援、見守っていきたい女優さんです。