■ウクライナ義勇兵に志願した日本人たちは今?

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世界有数の戦力を誇るロシオの進行を受けているウクライナ。世界に向けて「義勇兵」の参加を募っており、3月8日現在、現地には2万人が集結したと報じられています。

日本国内でもウクライナ大使館のSNS呼びかけに70人(うち50人の元自衛官含む)の応募があったと報じられています。日本政府は現地への渡航を辞めるよう声明を発表し、義勇兵募集のSNSも削除されています。

そもそも「義勇兵」とは何なのか、「傭兵」との違いは?海外紛争地域での実践経験のある日本人の経験談や発言をまとめました。

義勇兵と傭兵の違いは?

義勇兵(ぎゆうへい)military volunteer

正規軍には所属せず、金銭的見返りを求めず、自発的に戦闘に参加する戦闘員のこと。信念や理念から無報酬、ボランティアで戦う兵士。

傭兵(ようへい)mercenary

金銭などにより雇われ、直接利害関係のない戦争に参加する兵、またはその集団のこと。民間軍事会社に籍を置き派遣される戦闘員もいる。仕事して戦闘を請け負うプロの兵士。

ウクライナ義勇兵の応募条件(現在は募集Tweetは削除済)

  • 自衛隊の経験があること
  • 軍事訓練を受けていること
  • 犯罪歴がないこと
  • 裁判中でないこと

現在、外務省はウクライナ全土に退避勧告を発しており、目的の移管を問わず渡航をやめていただきたいと参加しないよう呼び掛けています。

日本人の戦闘経験者が語る義勇兵の現実は?

海外で外国人部隊や傭兵での戦闘経験のある日本人にも、SNSではない別ルートで募集が届いているようです。(抜粋)

  • 給料なし
  • 現地まで自力集合
  • 衣類などの個人装備は持参
  • 武器、弾薬、食事、寝る場所は提供

「本気で現地に行こうとするならウクライナ大使館の募集に手を挙げるようなことは絶対しないです。日本政府の横やりが入る事がわかっているので、勝手に自分で行きます。」(傭兵経験者談)

元自衛隊員なら、市街地戦闘訓練の経験がある普通科連隊、特戦軍、第一空挺団、中央即応連隊などの出身で入隊10年以上の下士官クラスが望ましいそうです。

かつ、自由に意思疎通可能なレベルの英語力が必要と言われています。市街地混戦となった場合は、味方部隊との情報共有ができないと、敵の中に取り残されたり、見方から撃たれたりすることもあるそうです。

義勇軍の小隊長となると、大尉クラスで地元の言葉と英語を理解できる外国人兵士か現地兵が配置されることが多いようです。

支給される武器は、義勇兵には最低限とのこと。狙撃用スコープや暗視装置付き小銃などは数が少ないと配給されず、シンプルな照準器付の小銃と弾倉、弾薬、手榴弾程度ではないかと言われています。

戦闘経験者は応急処置用の衛生材料(絆創膏、三角巾、医療用テープ、止血帯、包帯、ガーゼ)、ハサミ、とげぬきや解熱鎮痛剤(アスピリンは止血しにくくなるのでNG)、胃腸薬などの常備薬を持って行くそうです。

経験者が語る実戦の恐怖

被弾、着弾は基本的には「運」と経験者は語ります。

経験を重ねると、弾や戦闘機のエンジン音で距離感が掴めるようになるそうです。「近い」と感じたら、とにかく伏せるそうすが、目の前の人に着弾して木っ端みじんになってしまった現場に遭遇したことがあるそうです。

市街戦で被弾しても、撃たれたら戦えないのではなく、撃たれても戦い続ける心構えが必要とのことです。応急処置さえ後回し、敵を撃退できたら応急処置をして後方に下がるそうです。

過去、ボスニア紛争では、敵に捕まり捕虜となると、拷問または処刑されたそうです。捕虜交換で奇跡的に解放された傭兵は、歯が全部なくなり、髪は真っ白になって戻ってきたそうです。

日本人のこの戦闘経験者は「日本人捕虜」などと身元がバレて母国に迷惑をかけないようにパスポートは携帯せず戦闘していたそうです。

義勇兵の帰還問題

過去の紛争地域から義勇兵が自国へ帰国するにあたり、問題が発生しています。危険思想の持ち主ではないかと拒絶反応を示す国があるそうです。

フランスでは自国出身の戦闘員について、参加した紛争国で法の裁きを受けるべきとして受け入れを拒否したり、アメリカでも自国パスポートで出国したにも関わらず、入国(帰国)を拒否した事例がありました。

日本人傭兵経験者も、帰国時、空港に到着すると公安調査庁の方に声をかけられたと言います。

まとめ

ウクライナの戦場に参加する外国人兵士は義勇兵だけではなく、ロシアはシリアで傭兵を集めいていると言われています。「傭兵」ですから報酬が発生します。シリア人傭兵はIS(イスラム国)と戦ってきている為、この部隊がウクライナに送り込まれたら壮絶な戦闘になると予想されます。

手・足・目・口・耳、そして命を失っても仕方ないと思えないなら、行かないでください。遺体が遺族や恋人の元に戻るかどうかもわからない、死亡保険もきかない存在になります。(日本人傭兵経験者)

戦場は生半可な決意で行ける場所ではありません。

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