藤井風『ミュージックステーション』初出演へ——なぜ今?世界で刺さる理由と必聴曲ガイド【2025】

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藤井風『ミュージックステーション』初出演(2025年9月5日)告知ポスト 藤井風さんスタッフさんX

はじめに——“ついにMステ”という大ニュース

シンガーソングライターの藤井風さんが、9月5日(金)21:00〜放送の『ミュージックステーション』に初出演します。ちょうど3rdアルバム『Prema』の発売日でもあり、テレビと音源の両輪でインパクトを最大化する形です。民放でのレギュラー音楽番組出演が限られてきた方なので、「意外だった」「満を持して」という受け止めが広がっています。まずは基本情報を押さえましょう。

基本情報まとめ

  • 放送:9月5日(金)21:00〜/テレビ朝日系『ミュージックステーション』
  • 内容:藤井風さんが番組初出演。同日発売の**3rdアルバム『Prema』**連動のパフォーマンスに期待。
  • ソース:ORICON、音楽ナタリー、公式スタッフXなどで一斉発表済み。

なぜ“いま”Mステなのか

藤井風さんは2022年以降、「死ぬのがいいわ」が世界的にバイラルに乗り、SpotifyやBillboardのグローバル指標で存在感を発揮しました。2025年夏はLollapalooza(シカゴ)やOutside Lands(サンフランシスコ)など大型フェスにも名を連ね、北米ツアーも発表。国内の地上波大型露出(Mステ)×海外アクションの同時進行という、キャリアの山場を迎えています。

以下、Lollapalooza(シカゴ)のラインナップサイトですが、Saturdayの2行目に風さんのクレジットが確認できますね。

Lineup | Lollapalooza | July 31 – August 3, 2025
Lollapalooza Lineup

Outside Lands(サンフランシスコ)のサイトでは見目麗しいお顔がラインナップされておりました。

Lineup
Outside Lands is a 3-Day Festival celebrating music, food, wine, beer, art, cannabis, and everything we love about the Bay Area.

世界で刺さった“5つの理由”

① 楽曲の普遍性と“日本語”のまま届く強さ

「死ぬのがいいわ」がTikTok→Spotifyバイラル→Billboard Globalの順で広がり、英語圏でも歌詞の響きとメロディで拡散しました。言語の壁を越えるサウンド設計が武器です。

② ピアノを核にした“引き算”の美学

ソングライティングの軸はピアノ。派手さに頼らず和声進行とダイナミクスで聴かせる引き算のアレンジが、海外フェスの大舞台でも輪郭を保ちます(Lolla/Outside Landsのライブ評・写真も増加)。

③ YouTube出身の物語性

12歳でYouTubeに動画投稿を始め、実家の喫茶店のピアノから世界へ。YouTube公式のドキュメンタリーでも、この成り立ちが紹介されています。**“ネット発の実力派”**としてのストーリーが強いです。

④ ライブで開花する“間”と即興

海外フェスのセットではピアノの間合い・グルーヴが際立ち、客層未踏でも初見で刺さる構成に。セットリスト情報からも、定番曲と新曲の緩急が見て取れます。

⑤ アルバム『Prema』という新章

全英語詞を掲げる3rd『Prema』で、世界文脈に真っ正面から接続。「Hachikō」「Love Like This」などの先行曲で方向性を提示済みです。

代表曲ガイド(初見の人向け“最短ルート”)

  • 死ぬのがいいわ:グローバル・バイラルの起点。まずはこれを。
  • きらり/まつり:2nd期のアンセム。フェス映え・番組映え両対応。
  • Hana/満ちてゆく:ミドルテンポで歌詞の強度が立つ曲。
  • Workin’ Hard:ライブで“上がる”1曲。
  • Hachikō/Love Like This(『Prema』収録):Mステでも披露候補。英語詞で初見でも入りやすい。
藤井風『Prema』アルバムアートワーク(2025)

高校時代〜YouTube原点をおさらい

父の「これからはYouTubeの時代」という後押しで、10代から実家の喫茶店で演奏動画を投稿。のちにYouTube公式の“Artist on the Rise”でも取り上げられ、ネット発→メジャーの王道ではない独自の導線を切り開きました。**“地元から世界へ”**の手触りが、ファンの共感を生み続けています。

海外フェス&ツアー実績(2025夏〜秋)

  • Lollapalooza 2025:ラインナップに名を連ね、アフターショー含め複数公演。セットは定番と新章のハイブリッド。
  • Outside Lands 2025Night Showsにも登場。ベイエリア初上陸で認知層を拡大。
  • 北米ツアー 2025:秋にノースアメリカ各都市を回る公式ツアーを発表。

Mステ当日の“見どころ”と予想パターン

  • 曲目の軸:新作『Prema』から英語詞曲(「Hachikō」「Love Like This」)が本命。番組尺に合わせて1曲〜メドレーの可能性。
  • 演出の方向:ピアノ中心のミニマル演出でも画が持つ方。カメラ寄りの表情とタッチを見せる構図に期待。
  • 尺の読み:番組構成上、21時台終盤or後半に置かれると初見リーチが最大化(番組の通例からの予想です/確定情報ではありません)。
  • 録画派冒頭〜終盤まで通し録画がおすすめ(直前の番組サイト・Xで曲目と出演タイミングを確認)。

FAQ(よくある疑問)

Q. 本当に“初”出演?
A. はい。『ミュージックステーション』は初出演と各メディア・公式が明言しています。

Q. 新アルバム『Prema』はどんな作品?
A. 3年ぶり・全英語詞のスタジオ3作目。「Hachikō」「Love Like This」などの先行曲あり。

Q. 海外での評価は?
A. 「死ぬのがいいわ」がSpotifyやBillboardのグローバル指標でも存在感を示し、2025年は北米の大型フェスにも出演しています。

まとめ——“テレビ×世界”の交差点に立つ日

9月5日のMステ初出演は、国内の地上波海外での拡張が交差する象徴的な一夜になりそうです。新章『Prema』のモードを生放送でどう提示するのか。

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