■イーロン・マスクの母、メイ・マスクが凄い。74歳の現役スーパーモデル!【Wiki風まとめ】

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現地時間5月2日にニューヨークで開催されたメトロポリタン美術館のMETガラのニュースは観られましたか?キム・カーダシアン、モデルのカーラ・デルヴィーニュ、ビリー・アイリッシュなどが登場の中、ひときわ目を引いたのが、Twitterの買収で超話題のイーロン・マスクでした。3年前はカナダのアーティスト、グライムスと参加し大騒ぎになったのですが、今年は白髪の妙齢のご婦人をエスコート。なんと、お母様とのこと!
すみません、筆者は女優のメリル・ストリープかと思っていました。
なんと、親孝行なことで、と思ったのですが、お母様は現役でモデル業をされている、すんごいセレブとのこと!数年前に雑誌VOGUE JAPANでも紹介されていました。イーロン・マスクの母としてではなく、スーパーモデルの一人としてMETガラに招待されているのです。
筆者も70歳オーバーのスーパーモデルがいらっしゃるのは知っていましたが、イーロン・マスクのお母さんというのは頭で繋がっていませんでした。それにしても凄い家族です。今回はイーロン・マスクのお母さんで現役スーパーモデルのメイ・マスクをまとめたいと思います!

BUSINESS INSIDERより

Maye Musk|プロフィール

マイエ・マスク(メイ・マスク)
※今回、「メイ」の表記のメディアが多い為、このブログでもメイ・マスクで表記させていただきます。

1948年4月19日生(74歳)

カナダ、サスカチュワン州レジーナ出身
父はカイロプラクターで考古学者、母はダンス講師

モデル、栄養士、食生活コンサルタント、著述家

元夫はエロール・マスク
息子はイーロン、キンバル、娘、トスカ

1950年 2歳の時に家族とともに、家族で南アフリカのプレトリアに移住

1969年 ミス南アフリカコンテストのファイナリストとなる

1970年 同じ高校出身でエンジニアで鉱山を所有する名家のエロール・マスクと結婚

メイは南アフリカの自由州立大学で栄養学の修士号を取得。

21歳で結婚し、23歳から3年間で3人の子供を産んでいます。子育てと夫の仕事を手伝ったりと多忙な日々を送りますが、夫からのDVがあったとのこと。

「醜い」「馬鹿」「つまらない人間」と言われ続け、自身も自己肯定感も失ってしまったと当時を語っています。

1979年 エロール・マスクと離婚

子供達3人を連れて、メイ・マスクはカナダに移住。しかし、2年後イーロンだけ父への同情心からかエロール・マスクの元に帰ってしまう。しかし、イーロンも地元の大学を卒業後、カナダへの移住を決意。イーロンは高校時代に大学の入学資格を得て、飛び級で大学に入学していました。

1989年 イーロン・マスクがカナダに移住
これをきっかけに、メイ・マスクは仕事をしながら大学にも通い栄養学の博士号を取得しました。

30代の頃は出産、DVによるストレスからか90キロ近くまで体重が増えてしまい、プラスサイズモデルとして仕事をしていたようですが、40代で自身の栄養学でスリムな体型を取り戻します。

この頃になると、子供達も成人。子供たちはそれぞれ優秀で、奨学金で大学院を卒業したり、イーロン・マスクに至ってはスタンフォード大学大学院に入学するも2日で自主退学、弟と会社を起業し、後に売却に成功しています。

1998年 ニューヨークへ移住、一人暮らしを始め、本格的にモデル業をしたくて大きなモデル事務所に所属しますが、仕事は少なかったようです。

2007年 モデルの仕事が少なく、開き直って髪を染めることをやめ、白髪にしたら、仕事の依頼が増え始めます。

2010年 『ニューヨーク・マガジン』誌の表紙に起用される。

2017年 コスメブランド『カバー・ガール』の広告に起用される。

2020年 『A WOMAN MAKES A PLAN』(日本版は『72歳、今日が人生最高の日』)を上梓

ご本人Instagramより
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メイ・マスクの教育方針は?

Woman typeより

シングルマザーのメイ・マスクは3人の子供たちを立派に育て上げました。

第一子であるイーロン・マスクの活躍はご承知の通り、今や世界一の富豪となっていますが、弟のキンバル・マスクは複数の会社経営、食や環境問題に関わる活動もしています。娘のトスカ・マスクは映画監督であり、パッションフリックス設立者でもあります。

どのようにして子供たちを成功に導いたのでしょう?

メイ自身が父親がカイロプラクターであった為、子供の頃、父のクリニックの手伝いをしていたそうです。クリニックの会報を郵送したり、クリニックの受付をしていたそうです。

イーロン・マスク達3人兄妹もメイの栄養学のオフィスでワープロでドクターへの手紙をタイプするなどの手伝いをしてもらったそうです。シングルマザーであり、衣食住の為に懸命に働く母親の姿を見て、彼らは育ったそうです。

自立、親切、正直、思いやり、礼儀正しさ、一生懸命働き、良いことをすることの重要性は教えたそうです。
しかし、「彼らに何を勉強するか決して言いませんでした。私は彼らの宿題をチェックしませんでした。それが彼らの責任でした。」と語っています。

子供たちの進路に関しては、3人とも選んだ大学に、奨学金と学生ローンを自分で申請させたそうです。
彼らの大学生活はいい環境で暮らしているとは言い難かったようです。床のマットレス、6人のルームメイトに老朽化した寮など。しかし、3兄妹はそれで大丈夫だったと言います。子供たちが過度に贅沢に慣れていなければ、うまく生き残りますし、それを台無しにする必要はありません。物理的に子供が安全な状況が確保されているなら、彼ら自身に自分の世話をさせるべきだとメイは言います。

メイ・マスクは離婚し、カナダに移住した時に栄養士の認定試験を受け、カナダでも栄養士の資格を取得しています。2006年、彼女は最も優れた栄養ビジネス起業家賞を受賞しており、起業家としても実は大成功しているのです。
子供たちを育てる為に、安定収入、生活の糧が必要で、それが栄養学だったとのことです。

彼女にとってモデルの仕事は貯金残高を補填する為に大喜びでやってきた「楽しい」仕事、副業だったのだそう。「モデルの仕事が入れば子供たちとクリスマスディナーに七面鳥を食べられる。モデルの仕事がない時はチキンだったわ」

美しく、頭が良く、カッコいいお母さんですね。

ご本人Instagramより。彼女の書籍は世界中で翻訳・出版されています。

まとめ

メイ・マスクの詳しいプロフィールは以下の書籍『A WOMAN MAKES A PLAN』(日本版は『72歳、今日が人生最高の日』)に。アラフォー以降の女性におススメ、元気が出ます。

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